外岩にいくはずがぎっくり腰でドタキャン、腰痛対策

初冬。今シーズン最後になるかもしれない外のクライミング。もうそろそろ山スキーかな、あとはドラツーか、アイスクライミングかな、なんて思いながら、Y寺へ。到着したら雪がちらついていた。アプローチを登って岩場につくとうっすら白い。準備して1本登るも、手がかじかんでムーブがおこせない。
早々に退散。
K山に戻ってきて、マルチを1本登る。一時間移動しただけでずいぶん気候が違うものだ。

今回のクライミングは3人の予定だったが、一人がぎっくり腰でドタキャン。私の治療院へ来るようにメールしたが、「今日は全くベッドから起き上がることすら出来ませんでした」と夜にメールが入る。相当悪い。その後彼は、一週間仕事を休むことに。

彼のようにぎっくり腰はクライミングのみならず、日常生活にとっても致命傷となる。ぎっくり腰は全く動けなくなる。私も一年に一回は経験する。

1 “発生機序”

そもそもぎっくり腰は気をつけていても発症する。無理をしていればたいてい腰を痛める。例えるなら、“気をつけていても風邪を引いてしまうようなもの”だ。避けようと思えば、無理をしないこと。しかし、スポーツをやったり、仕事で無理をしていれば、誰にだってぎっくりになる可能性はある。腰にばかり良い生活をしているわけにはいかない。時には無理をする必要も出てくるだろう。
痛めたら、なるべく長引かせないように「経過させる」「やり過ごす」しかない。これがとても大事だ。

人間の体は天気に似ている。晴れの日もあれば雨の日も雪の日もある。雨が降らなくても困る。これでバランスをとっている。
雨が降れば植物が喜ぶのと同じように、ぎっくり腰にも「効用」があり、体にとってプレス面もある。
日常生活をおくっているだけで体は歪む。そのゆがみがひどくなってピークに達するとぎっくり腰になる。ぎっくりになっているときはひどいが、ぎっくり腰が治ると不思議とゆがみもとれている。これが「ぎっくり腰の効用」だ。

2 “対処法、治療法”

まず何より、ぎっくり腰になると言うことは「体が休みなさいよ」とSOSを送っている。そんなときはきちんと体の声に耳を傾けよう。ぎっくり腰になったら最低3日間は休むことだ。体の声を無視して無理を続けると、もっとひどいことになる。ぎっくり腰になってしまったら観念してしっかり休むしかない。これにつきる。

治療法は、第一にアイシング。第二に安静。

では、どうやって安静にするか。それはしっかり固定すること。古典的なやり方だとサラシで固定する。現代風ならコルセット。これをお風呂以外は3日間つけっぱなしにする。他にはテーピングなども併用すると良い。しかし、テーピングは背中から腰にかけて貼るので、どなたかにやってもらう必要があるだろう。自分では出来ない。それから、痛みを誘発する動作は避ける。仕事も休めるなら休んだ方が良い。しかし、安静にしすぎても良くないので、動ける範囲で動いた方が良い。日常生活は普通に送った方が早く治る。これは嘘じゃない。

その他、急性期なら鍼治療。電気鍼が有効だ。3日目くらいからマッサージを開始する。

それから、うつぶせになって上半身だけ腕立ての姿勢でのけぞらせる「マッケンジー体操」が有効だ。背筋の力を使ってのけぞるのでは無い。腕をつっかえ棒のようにして、のけぞった姿勢で脱力すること。これがポイント。うまくいけば「パキッ」という音と共に腰椎のゆがみが矯正され、楽になることがある。どうやらぎっくり腰の原因の1つに、腰が丸まってしまうことがあるようだ。マッケンジー体操で、本来の腰椎のもっている「生理的前弯」を取り戻すことが功を奏す。

3 まとめ

ぎっくり腰になってしまって、とにかく対処法だけ知りたいという方は、以下のことを実行してください。ぎっくり腰の対処法はこれだけです。

・冷やす
・安静にする
・1週間経過させる

 

4 その他の治療法

鍼治療

専門的な治療のため、セルフ家は出来ませんので、写真を掲載します。

写真は、鍼に低周波を通電して、麻酔効果を高めた鍼になっています。ぎっくり腰に有効です。

超音波療法

急性期の捻挫、挫傷に効果的なので、もちろんぎっくり腰にも有効です。

5 予防法

1,ストレッチ

2,コアトレ

 

やはり日頃からの予防が大事です。ストレッチとコアトレを毎日継続して行ってください。トータルで1時間くらい実施できると理想的です。

 

 


 

 




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