そけい部痛症候群(グロインペイン症候群)

スポーツ選手、特にサッカーやラグビー選手にそけい部周辺を中心とした不定愁訴を訴えることがあります。サッカーやラグビーと書きましたが、登山に多いです。私も夏の縦走に、重登山靴を履いて歩いて痛くなって以来、軽い靴にしています。

初期では日常生活に大きな影響を及ぼすほどではなかった痛みが次第に慢性化し、悪化してくると、日常生活動作では起き上がり動作やくしゃみ、靴下を履くときに痛むという訴えもあります。スポーツ動作では奪取やキックなどで強い痛みを生じるようになります。

股関節を前に屈曲したときと、横から回すようにしたときでは、痛みの場所が変わることもあります。

素因としてはそけいヘルニア、内転筋や腹直筋の起始部縁があると言われています。

自発痛は症例により様々であるが、そけい部、内転筋起始部に痛みを訴える例が最も多く、下腹部や睾丸後方にもみられることがあります。

治療

スポーツ活動の中止

[手術]

内転筋・腹直筋腱起始部切離術、そけい管壁補強修復術などが行われているようです。